岡山に日帰りで「住宅紛争処理委員実務研修」に行ってきました。
私も瑕疵担保保険の検査員としてさまざまな住宅の現場検査をおこなっています。
また、欠陥住宅の相談者として住宅取得被害者の防止活動もおこなっています。

住宅取得にともなうトラブルや不具合は今でもちょこちょこ相談があります。
デザイン優先で納まり無視の設計士によるもの、無知な施工や職人さんにまかせっ放しのもの、事前調査不足で傾いた家、・・・などさまざまです。

しかし、欠陥住宅だ！と訴えても、なかなか施主の思う判決は出にくいようです。
「家なんか建てなきゃあよかった」なんて言葉は聞きたくありませんね。

　　

会場の参加者の多くは弁護士さんですが我々建築士もしっかり勉強に来ています。

広島欠陥住宅研究会が主催した「建築士と弁護士がおくる、失敗しないリフォームのアドバイス」と題したセミナーが無事終了しました。
広島弁護士会館の会議ホールはほぼ満席、私からは３件のリフォーム例をもとに、建築基準法的な観点からと悪質被害の防止についてお話いたしました。
後半のパネルディスカッションは初めての経験でしたが、事前に与えられていたシナリオをいい意味で無視した、オリジナルな討論となり大変盛況におわりました。
セミナー終了後の相談では、６組の相談者がおられ、建築士と弁護士がセットとなって相談をお受けいたしました。



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広島欠陥住宅研究会が主催する本年度の消費者向けセミナーが開催されます。
「建築士と弁護士がおくる、住宅リフォームへのアドバイス」
と題して、リフォーム実例からみたリフォーム工事の実態などについて
お話いたします。
昨日はその下打合せを行ないました。

セミナー終了後にリフォーム無料相談会を行ないますのでご案内いたします。